2015
06.11

特殊清掃や遺品整理に関わる人たちへの依頼は、突然といって良いほど唐突に舞い込んできます。

たとえば自殺者が住居としていたアパートの汚れた風呂場の掃除や風呂釜(浴槽)の撤去、血痕の除去、悪臭の取り除きなど。

単なる遺品整理であればそれほどの緊急性はありません。
特殊清掃の部類でも、事件や事故、自殺・他殺などによって乱された部屋の始末というのは、一刻も早くその痕跡を消したいという依頼者からの切羽詰まった連絡が入ります。

特殊作業における特殊清掃チームの編成(特殊清掃業者の大手・ネクストの場合)は、現場の部屋数や広さにもよりますが、だいたい3人-5人といったところです。

不動産管理会社によると、ここ5年間のあいだで、アパートやマンションにおける単身者、とくに高齢者の不審死や自殺による死亡件数は倍の数に増えているといいます。

遺品整理というのは遺族との連絡がついたところ、しかし特殊清掃でも遺品整理なしで終わってしまうのは、遺族との連絡がつかず、いわゆる身寄りのない人のケースだといいます。

不動産管理会社や大家としては、特殊清掃のプロに依頼することで、連絡から一両日中に悲惨な現場が片づいてしまうことは何よりもありがたいサービスなのだとか。

一刻も早く次の入居者を見つけて、空室状態をなくし、賃料による安定収入のパターンを取り戻さなければならないからです。

中にはゴミ屋敷のようになっている状況の室内も少なくなく、特殊清掃の人員が人手不足となる繁忙期には、裏バイトとして多くの特殊清掃作業員を雇い、増加する依頼人のニーズに対応しているのが特殊清掃業界の現状です。

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